財団概要

名称一般財団法人 旭酒造記念財団
英文名称Asahishuzo Memorial Foundation
設立年月日2023年9月7日
代表理事櫻井 一宏
所在地山口県岩国市周東町獺越2167-4

設立趣意書

daihyoriji

 私たち旭酒造株式会社は、獺祭というお酒を造っています。そしてその獺祭を飲んで頂いた方に「美味しい!」と言って頂き、楽しんで頂くことが私たちのお客様への価値であり、会社としての存在意義であると考えています。
 ただ、そんなお酒を楽しんでもらうためには、社会が、そして世界が正常な状態であるということが必要です。お酒という嗜好品を楽しむ事や、人と人とがお酒を飲みかわす事を楽しむためには、社会が遊びや余裕が許容されるくらい平常な状態でなくてはなりません。
 そんな良い社会、良い世界の阻害要因として戦争、災害、貧困など様々なものがありますが、私たちはその中で水環境の変化に着目しています。

 私たちの酒蔵が有る日本は水が豊かで、だからこそ水田での稲作が始まり、そこで採れる米を使用した日本酒の誕生につながりました。その中で私たちの酒蔵は出来、世界中の人にお届けできています。
 そんな私たちだからこそ豊かな水、正常な水環境というものが永遠ではなく、それを維持することに努力が必要であることに目を背けてはなりません。日本だけでなく世界の各地で水環境の悪化や、水不足、気候変動による水害などが増加しています。

 私たちはそういった問題に取組み、研究することのサポートをしたい。そう考え、旭酒造株式会社及び関連会社の出捐により、旭酒造記念財団を設立しました。
 水や、水環境に関する調査研究及び水や自然環境の保全活動や水や自然環境を大切にする心を育む環境教育、国際的な研究に対する助成を行うことにより、水や自然環境に関する科学の振興を図り、人と生態系にとって豊かな水環境の創造、そしてそこからつながる豊かで安定した社会の発展に寄与せんするものであります。

一般財団法人 旭酒造記念財団
代表理事 櫻井 一宏

事業目的

 この法人は、水や水環境に関する調査研究および水や自然環境の保全活動や水や自然環境を大切にすることを育む環境教育活動に対し助成その他の支援を行うことにより、水や自然環境に関する科学の振興を図り、人と生態系にとって水環境の創造、そしてそこからつながる豊かで安定した社会の発展に寄与・貢献することを目的とする。

事業内容

この法人は、上記の目的を達成するため、次の事業を行う。
なお、下記の事業は、日本全国において行うものとする。

  1. 水や水環境の保全を通じて地球を良くする研究に対する助成
  2. 水や水環境に関わる国際研究および国際研究交流に対する助成
  3. 水に関する独創的・先駆的な研究に対する助成
  4. 水や自然環境の保全活動に対する助成
  5. 水や自然環境を大切にする心を育む環境教育活動に対する助成
  6. その他この法人の目的を達成するために必要な事業

公告・開示

定款

役員・評議員・選考委員

代表理事櫻井 一宏
理事石田 雅彦
濵田 𣳾
評議員櫻井 礼子
三枝 祥子
緒方 桂子
監事竹本 隆亮
選考委員櫻井 博志旭酒造ホールディングス(株) 代表取締役
旭酒造(株) 会長
菅 和利芝浦工業大学名誉教授
小松 利光九州大学名誉教授
塚原 浩一公益財団法人リバーフロント研究所代表理事
沖 大幹東京大学教授