2024年度 研究助成金贈呈式

6月16日(日)、山口県にある旭酒造本社蔵12Fの獺祭ホールで、今年度の助成者を対象とした「一般財団法人旭酒造記念財団 2024年度研究助成金贈呈式」が開催されました。一般財団法人旭酒造記念財団は昨年9月に設立され、今回が初めての助成金贈呈となりました。

開催にあたり、旭酒造社長であり当財団の代表理事でもある桜井 一宏から挨拶、さらに選考委員長による選考結果および概要説明の後、厳正なる審査により選考された7名の受賞者に対して、代表理事より助成金贈呈状が手渡されました。

   代表理事から贈呈状を授与される山口大学の赤松教授    研究内容を説明する公益財団法人リバーフロント研究所の和田氏


また、受賞者への贈答状授与と併せて、当財団の選考委員である東京大学 沖教授の、2024年ストックホルム水大賞受賞を記念して、代表理事から花束の贈呈がありました。

沖教授は、人新世における地球規模の水文学の先駆者であり、世界の水の供給と需要の現状と、気候や社会の変化の下での将来予測推定を可能にし、水の持続可能な管理に向けた国際社会の取り組みに邁進されました。こうした業績に対し、沖教授が2024年のストックホルム水大賞受賞者に選ばれました。

  代表理事から花束の贈呈                    東京大学大学院工学系研究科 沖教授

  

贈答式の後は参加者全員との懇親会が催され、受賞者を中心に、選考委員や懇親会に参加した蔵人との活発な交流が行われ、盛況のうちに幕を閉じました。

       

贈呈式参加者との記念撮影